経緯
実務経験に勝る知識の付け方はないけど、実はよくわからないまま設定していたりコマンド打っていたりしていた部分も多かった(特にネットワーク)ので、Linuxの知識なら2〜3年で陳腐化したりしないから基礎から学んでみようと思ったことが動機です。
学んだこと
- FHS
- iノード
- systemdのランレベル、ユニット
- Linuxが起動してログイン画面が表示されるまでの流れ
BIOS/UEFI → ブートローダ → カーネル → init
BIOSがデバイスのMBRを読み込んでブートローダに制御を移す
ブートローダはカーネルを読み込んでカーネルに制御を移す
カーネルは初期化処理を行い、initを起動する
initはサービスを立ち上げる - SUID,SGID,スティッキービット
- 標準入出力とリダイレクト
- ファイルシステムとパーティション
- /etc/profile .bashrc .profile bash_profile関係の意味と読み込み順序
- LC系の設定
- hwclockとsysclock
- sendmail,postfix,MTA,MUA,MDAなどのメール送信の仕組み
ざっと思いつく感じでココらへんの知識をつけれたことが良かった。今までLinux関係の記事読んでも全くわからないので飛ばすことが多かったけど、今は記事読んでも全くわからんとはならないので大げさかも知れないけど世界が広がった感じがする。
つらみ
些末なコマンドオプション覚えるのがつらかった。
削除系が-rなのか-dなのかとか混乱する。tarコマンドの-zがgzipはまぁわかるが-jでbzip2,-Jがxzとか全然関係ないやんけ!みたいなオプションはつらい。
コマンドオプションの略称を知ると覚えやすので、manコマンドでマニュアル見る癖がついたことは良かった。ここらへんはQiitaとか見ても-xがextractの略かどうかまでは書いてないので、マニュアル見たほうがはやい。
これから
とりあえず1年に1つ資格をとることを目標にしているので、来年レベル2を取れるようにしたい。LPICレベル3まで取りたいがIT系の資格って通信空手黒帯みたいになりやすいので、LPICレベル3持ってるくせにこんなことも知らねぇのかよってならないように、理論と実践のサイクルをまわしていきたい。実際、去年AWSSAA取ったけど実務でAWSなんて使わないからほとんど忘れてしまった・・・。ただ資格なんて使わないし役に立たないからと言って何もしないよりはマシやろとは思う。